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演目鑑賞

組踊の演目は、現在約70作確認されています。ここでは、創始者・玉城朝薫(たまぐすくちょうくん)が創り出した組踊を代表する「朝薫五番」を始め、平敷屋朝敏(へしきやちょうびん)や田里朝直(たさとちょうちょく)などによる演目や近年創られた新作組踊を紹介します。

朝薫(ちょうくん)の五番

玉城朝薫によって創られた5演目を紹介します。
演目のあらすじや見どころ、聴きどころを映像、音声、詞章(ししょう)[台本]などで楽しめます。
詞章は、伊波普猷著「校註琉球戯曲集」を定本に、ウチナーグチの発音と現代語訳をつけていますので、観劇の資料としても使用できます。

二童敵討(にどうてきうち)

最も知名度が高いとされている組踊の演目です。2人の兄弟が父の敵(かたき)、阿麻和利(あまわり)を討つという物語。阿麻和利の所作(しょさ)「七目付(ナナミヂチ)」に注目してご覧ください。

執心鐘入(しゅうしんかねいり)

1719年に『二童敵討』と共に初演された演目です。美少年の中城若松(なかぐすくわかまつ)は、泊めてもっらた宿の女に言い寄られ、寺へ逃げ込み、鐘の中に隠れます。追ってきた女が鬼に変わる場面がこの物語の見せ場です。

銘苅子(めかるし)

羽衣(はごろも)を盗まれた天女が地上で子どもを授かりますが、やがて羽衣を見つけ、悲しみをこらえて昇天(しょうてん)します。親子の別れの場面が見どころの演目です。
沖縄に伝わる羽衣伝説を基にしたといわれています。

孝行の巻(こうこうのまき)

貧しい一家を救うために、大蛇の生け贄(いけにえ)になる娘とその家族の物語です。生け贄の娘の前に大蛇が現れ、あわやという時に、天から観音が下りてくる大胆な仕掛けが見どころです。沖縄本島に伝わる民話が題材です。

女物狂(おんなものぐるい)

人盗人[人さらい]が子どもをさらう物語で、別名『人盗人』とも呼ばれます。人さらいが子どもを連れて立ち寄った寺での僧たちとのユーモラスな掛け合いや、子どもをさらわれ正気を失った母の演技が見どころです。

その他の主な演目

玉城朝薫後に創られた組踊の中から、代表的な7演目の概要とあらすじを紹介します。

 

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