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組踊の演出

音楽〜節(ふし)[曲]〜

代表的な曲

組踊では、伝統的な琉球音楽を伴奏に、登場人物の心情や場面の情景などを歌詞とした琉歌が歌われます。場面によってよく使用される曲を紹介します。

別れ、再会の場面で使われる曲

組踊で最も多く使われる曲に、「東江節(アガリエブシ)」や「散山節(サンヤマブシ)」があります。肉親との別れの場面では深い悲しみを、別れていた家族が再会する場面では喜びを歌い上げます。
銘苅子(めかるし)』では、天女が子どもと別れて天界へ飛び立つ時に「東江節」が3度、曲想を変えて演奏されます。『女物狂(おんなものぐるい)』では、半狂乱になった母が1人息子を探し回る場面で「散山節」が歌われます。『孝行の巻(こうこうのまき)』の最後に、自ら大蛇の生け贄(いけにえ)になった娘と母が奇跡の再会を果たす場面では、「東江節」が用いられます。

『銘苅子』より「東江節(アガリエブシ)」
『銘苅子』2010年10月17日 国立劇場おきなわ公演情報
[詞章] [読み] [現代語訳]
あけやう、おめけり、 アーキー、ウミキー ああ、弟よ
母や見らぬ。 ファファヤミラン 母上の姿は見えない

道行(みちゆき)の場面で使われる曲

組踊では、旅を表す場面を「道行」といいます。その場面でよく使われる軽快な曲に「金武節(チンブシ)」や「口説(クドゥチ)」があります。
「金武節」は、『執心鐘入(しゅうしんかねいり)』の始まりで、中城若松(なかぐすくわかまつ)が登場する時に歌われます。

『執心鐘入』より「金武節(チンブシ)」
『執心鐘入』2005年4月23日 国立劇場おきなわ公演情報
[詞章] [読み] [現代語訳]
照るてだや西に ティルティダヤニシニ 照る陽は西に傾き
布だけになても、 ヌヌダキニナティン 布の長さになっても
首里みやだいりやてど シュイメデイヤティドゥ 首里(しゅり)への御奉公があって
ひちより行きゆる。 フィチュイイチュル 一人行くのだ

踊て戻ら(ウドゥティムドゥラ)の場面で使われる曲

組踊の演目には、全てが無事に終って「踊て戻ら[踊って戻ろう]」といって終わる物語が多くあります。
「立雲節(タチクムブシ)」は、その晴れ晴れとした場面で多く使われます。
銘苅子(めかるし)』では、物語の締めくくりに主人公の 「踊て戻ら」というせりふを受けて「立雲節」が演奏されます。

『銘苅子』より「立雲節(タチクムブシ)」
『銘苅子』2010年10月17日 国立劇場おきなわ公演情報
[詞章] [読み] [現代語訳]
夢やちやうん見だぬ ユミヤチョンンダン 夢にさえ見ることがないほど
百かほのつちやす ムムクヮフヌツィチャスィ 多くの果報がついたのは
あの松と井の アヌマツィトゥカワヌ あの松と井川の
故どやゆる。 ユイドゥヤユル ゆえである
  • せりふ
    • 男吟(オトコジン)
    • 女吟(ヲゥンナジン)
  • 音楽
    • 節[曲]
    • 歌唱
    • 器楽
  • 踊り
    • 基本の所作
    • 舞台での約束事
  • 役柄と扮装(ふんそう)
  • 舞台
  • 小道具など
 

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