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作品の概要

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 第七 長町裏(ながまちうら)の段

強欲な舅(しゅうと)・三河屋義平次(みかわやぎへいじ)をとっさの策で説得し琴浦(ことうら)を取り返した団七九郎兵衛(だんしちくろべえ)。しかし悶着の末、舅をついに殺してしまいます。

第七:長町裏の段
第七:長町裏の段
第七:長町裏の段

三河屋義平次に追い付いた団七九郎兵衛は、義平次の度重なる悪だくみに怒りをあらわにし、琴浦を返せと迫ります。しかし、義平次はがんとして聞き入れないばかりか、以前、団七に施した恩を次々に言い立て、抵抗できない団七を足蹴(あしげ)にするありさまです。打たれても蹴られても堪(こら)える団七でしたが、義平次は金のみが目的とみて、琴浦を返せばここに持ち合わせる大金を渡す、と説得します。案の定、義平次は、この場で金を渡すならと承諾し、琴浦を乗せた駕籠(かご)は無事に釣船三婦(つりふねさぶ)の家へ戻されました。

ところが実際に大金があるはずもなく、怒った義平次は、団七をさんざん罵倒(ばとう)し、それでも足りずに雪駄(せった)で団七の額を割りました。たまりかねた団七は脇差に手をかけます。そこへ「親が斬れるか」と重ねて挑発する義平次。もみ合ううち、団七ははずみで義平次を傷つけてしまいます。「人殺し」と大声で叫ぶ義平次に、団七はついに心ならずもとどめを刺して、殺してしまいました。折しも祭りの賑わいは最高潮に達し、団七はそのなかを一散に逃げていきました。

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