1. 作品解説TOP
  2. 夏祭浪花鑑TOP
  3. ひもとく
  4. 深める:地図でひもとく(玉島地域周辺:物語の地図)

地図でひもとく人形浄瑠璃『夏祭浪花鑑』の舞台となった町々は、上演当時どんなところであったか、また同じ場所の現在は。作品世界がより身近に感じられます。

  • 物語の地図
  • 現在の地図
玉島地域周辺
閉じる

物語の玉島

備中玉島の中心部は、江戸時代から物資の集散地として栄えた玉島港。備中松山藩や岡山藩などの外港としての機能を備えていました。北国の物資を運ぶ北前船も寄港し、蔵屋敷が並び、問屋も軒を連ねました。江戸時代前期に新田開発のために整えられた水路を運河として利用し、港と結んで、物資を運んでいました。しかし元禄期に、港に土砂が流入し、大型船の入港が難しくなるにつれ、玉島港は次第に衰退してしまいました。

現在の玉島

岡山県倉敷市の西南部に位置する玉島付近は、現在、水島臨海工業地帯の海の玄関である水島地区と、高梁川を隔てた旧玉島港を合わせた「水島港」として貿易港になっています。水路の残る玉島地区では、造り酒屋など伝統的な地場産業が今も営まれており、港として栄えた江戸時代を偲ばせる商家や土蔵が軒を連ねています。沙美(さみ)海岸は「日本の渚百選」にも選ばれている白砂の美しい海岸です。


ページの先頭に戻る