歌舞伎編「黙阿弥」

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作品の紹介

代表作品

高時(たかとき)

概要
あらすじ
鑑賞のポイント
コラム
ポイント1

 浄瑠璃(じょうるり)の使用など、歌舞伎に従来からある演出手法が見られる一方で、ところどころに写実的な演出が盛り込まれているところに、明治という変化の時代ならではの産物である「活歴(かつれき)」らしさがあります。
 「北條家奥殿(ほうじょうけおくでん)の場」の幕開きでは、主人公である高時が最初から舞台に登場しており、しかも、柱にもたれかかった横向きの格好を取っています。これは、初演の時に9代目市川團十郎(いちかわだんじゅうろう)が工夫した演出だといい、写実的な演技を追求した團十郎の姿勢がしのばれます。
 また、大仏陸奥守(おさらぎむつのかみ)が高時を諫めるセリフなど、難解な言葉が多く登場する長ゼリフを朗々と聴かせるのも「活歴」の演技の特徴の1つですが、このようなセリフ術は團十郎の「家の芸」である荒事(あらごと)のセリフが元になって生まれたとも言われています。

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