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大道具として舞台に建てた屋体を崩してみせることです。南北の『天竺徳兵衛韓噺(てんじくとくべえいこくばなし)』の宗観邸(そうかんやしき)の場面では、屋根に大蝦蟇が乗りますが、屋根の下に仕組まれた柱が割れることで、屋根全体が崩れていきます。かつては「へぎ」と呼ばれる薄い板を貼付けて「バリバリ」と崩れていく音も演出したそうです。
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