『葵上』を鑑賞する

  1. 『葵上』
  2. 『葵上』を鑑賞する
  3. 出立

出立(いでたち)‏

『葵上』の前シテ、六条御息所の生霊の出立は、「小壺折腰巻女出立(こつぼおりこしまきおんないでたち)」です。『葵上』のほか『道成寺(どうじょうじ)』『鉄輪(かなわ)』など、男性を恨む女性を描いた能の前シテに用いられます。面は女性の怨霊をあらわした泥眼(でいがん)を用います。


後シテは鬼の形相となった御息所で、般若(はんにゃ)の面を掛け、打ち杖(うちづえ)を振るい、横川小聖と戦います。特殊演出の時は、御息所の身分の高さを強調する緋長袴(ひのながばかま)を着たり、長鬘(なががつら)[長髢(ながかもじ)]という付け毛を付けることもあります。

  • 前シテ・六条御息所の生霊
    前シテ
  • 後シテ・鬼相の六条御息所の生霊
    後シテ


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