狂言はやわかり

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狂言では、小道具類をほとんど用いず、扇や葛桶によって、様々な日常品を表します。閉じたままの扇で、筆や包丁、のこぎりを表したり、広げた状態で、酒の盃や火をおこす道具を表したり、戸を開くしぐさで、戸を表すこともできます。葛桶(かずらおけ)は、腰を掛ける床几(しょうぎ)として用いるほか、酒樽(さかだる)、茶壺(ちゃつぼ)、砂糖壺(さとうつぼ)などの入れ物にも用います。ふただけをはずして盃(さかずき)の代わりにすることもあります。数少ない小道具類には、ユニークなものがいくつかあります。例えば博奕(ばくち)で用いるさいころ、ひげを抜くための毛抜き、恵比須様が持つ鯛などは、いずれも誇張され、人が抱えるほどの大きいサイズになっています。

参照:大きな毛抜き[狂言の演目と鑑賞『髭櫓』]

  • 扇
  • 葛桶
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  • 葛桶

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