見立掛合みたてかけあい

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NA061350

配役

名古屋山三 弘法大師 / [2代目] 澤村 訥升さわむら とっしょう ( [4代目] 助高屋 高助すけたかや たかすけ )

不破伴左衛門 不動明王 / [7代目] 河原崎 権之助かわらさき ごんのすけ ( [9代目] 市川 團十郎いちかわ だんじゅうろう )

落款 梅堂国政筆ばいどうくにまさ ( [4代目] 歌川 国政うたがわ くにまさ )
図録No.

06135

枚数

2枚

寸法(mm)

358×247, 360×245

版元

山村 金三郎やまむら かねさぶろう

絵師

梅堂国政筆ばいどうくにまさ ( [4代目] 歌川 国政うたがわ くにまさ )

図録分類

見立絵

備考1

この年、4月17日から60日間、深川永代寺で成田山不動尊の出開帳があり、また、5月15日から60日間、両国回向院で高野山弘法大師の開帳があった。本図は、時期を同じくしたこの2つの開帳に因み、「鞘当」の構図を使って成田山と縁の深い團十郎家の権之助と、高野山を舞台とする「苅萱」を家の芸とする宗十郎家の訥升の似顔で描いたもの。掛合のせりふも、「鞘当」のせりふをもじっている。

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改印情報 和暦 明治6年(1873)3月めいじ
所蔵場所

国立劇場

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