寒菊花の彩色かんぎくはなのさいしき

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NA100870

図録No.

10087

枚数

1枚

寸法(mm)

336×230

版元

湊屋 小兵衛みなとや こへえ

絵師

一勇斎国芳画いちゆうさいくによし ( 歌川 国芳うたがわ くによし )

図録分類

見立絵

備考1

顔見世番付めかした意匠で、役者一人ずつ、当り役を集めたシリーズ(図録No10087~10090)の中の1枚。本図には改印がないが、同じシリーズの10088~90図の改印から弘化4年(1847)~嘉永5年(1852)の間の出版と考えられる。天保の改革で役者絵の出版が禁止されていた時期なので、10083~86のように一目でそれとわかるような文字は入れず、寒菊→かん菊=澤村家の紋で宗十郎を暗示している。なお、出版が嘉永1年11月以降ならば、宗十郎は[5]長十郎と改名している。図右の二役は裁断のため未詳。

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所蔵場所

国立劇場

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