東街道四谷怪談とうかいどうよつやかいだん

図録No.

08021

枚数

3枚

寸法(mm)

263×194, 261×193, 260×192

場名 隠亡堀の場おんぼうぼりのば
摺師

摺師堀亀すりしほりかめ

図録分類

芝居絵

備考1

表題「四ツ谷怪談」。本図には、伊右衛門を大谷友松([5]大谷広次)とする原画がある(実際にはこの配役の上演は見当たらない)。原画には、芳雪(六花園芳雪)の落款があり、①伊右衛門の魚籠がお化けの顔に変わる②戸板の死骸がお岩から小仏小平に変わる③はじめは閉まっている水門を引き上げると与茂七が姿を現わす等の仕掛けが施されている。本図は、原画から落款を削り、伊右衛門の顔と名標を彫り変えたもので、同時に原図の仕掛けも失われている。戸板の中ほど(お岩の腰のあたり)に断層があるのはその名残である。

上演情報 和暦 慶応2年(1866)8月けいおう
上演情報 上演場所

筑後芝居

所蔵場所

国立劇場

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