中村大吉・中村仲蔵名開摺物なかむらだいきち・なかむらなかぞうなびらきすりもの

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NA081470

配役

[3代目] 中村 大吉なかむら だいきち

[4代目] 中村 仲蔵<大坂系>なかむら なかぞう ( [4代目] 中村 嘉七なかむら かしち )

落款 五粽亭広貞ごそうていひろさだ ( 五粽亭 広貞ごそうてい ひろさだ )
図録No.

08147

枚数

1枚

寸法(mm)

374×497

絵師

五粽亭広貞ごそうていひろさだ ( 五粽亭 広貞ごそうてい ひろさだ )

図録分類

摺物

備考1

[3]中村大吉は天保11年(1840)、[2]中村富十郎の養子となって大吉を名乗り、[5]中村松江を経て嘉永1年(1848)春から大吉に復した。[4]中村仲蔵は大坂系の仲蔵で、[2]富十郎に見出され、嘉永1年春に[1]坂東寿三郎から仲蔵を襲名した。本図は、二人の名開(襲名披露)のための配り物用の摺物と考えられる。『高砂』の尉と姥の姿に当てて描いているが、似顔ではない。句を寄せた人々のうち、慶子は[2]富十郎の俳名、中村津太右衛門は名古屋の興行を一手に任されていた人物。白猿は[7]市川團十郎の俳名で、この頃は天保の改革で江戸を追放されていた。

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所蔵場所

国立劇場

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