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「江戸初期古能狂言之図」より 能『唐船』
「江戸初期古能狂言之図」より 能『唐船』
 能面は仮面劇である能を象徴する大切な道具で、「面(おもて)」とも呼ばれています。桃山時代の文献に約60種類の面の記載があり、この時期に基本的なものがほぼ出揃いました。能ではシテが面をかける(つける)役がほとんどですが、子方や現実世界の壮年の男性役には原則として面はかけません。これを「直面(ひためん)」といい、その際も面をかけている意識で演じるものとされ、表情を作ることはありません。一定の範囲でそれぞれの役柄に用いる面にきまりがあります。シテを勤める役者は演目の主題と自らが企図する演技に相応しい面を選んで舞台に臨みます。能面は写実と抽象を巧みに融合させた造形美を備え、演技の実際に即した工夫も施されていて、演者の動きにしたがって舞台において様々な表情を見せます。
翁面
尉面
鬼神面
男面
女面
怨霊の面
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