ユネスコ無形文化遺産 文楽への誘い An introduction to BUNRAKU

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舞台の仕組み

客席から舞台を見る
客席から舞台を見る
  • 御簾内
  • 御簾内
  • 床
  • 下手
  • 上手
  • 屋台
  • 小幕
  • 小幕
  • 客席

客席から舞台に向かって右側を「上手」、左側を「下手」といいます。上手と下手には、江戸時代にあった竹本座と豊竹座という二つの劇場の紋を描いた「小幕」が下がっていて、ここから人形が出入りします。上手には舞台から客席へ斜めに突き出た「床」があり、太夫と三味線はここに座って演奏します。

床

「床」には、円盤状に切られた「盆(ぼん:文楽廻し、とも)」があり、中央のついたてで仕切られています。その向こうには太夫・三味線が座っていて、盆が半回転すると、舞台の側へ登場する仕組みです。物語の途中で演者が交代するときも、次の太夫・三味線が裏側に座っているので、盆を回すだけで登場と退場が同時に行えるわけです。

御簾内

舞台の上手と下手の小幕の上にある、簾(すだれ)が掛けられた小部屋。上手の御簾内には、まだ経験の浅い太夫と三味線が座り、物語のはじめや短い場面を交代で演じることがあります。下手の御簾内には、笛や太鼓などで囃子を演奏する人たちがいます。語りと三味線による浄瑠璃だけで物語が進行するなか、祭りや遊郭などの賑やかな場面では囃子が加わります。
 

舞台写真おもな出演者
平成26年(2014年)12月
国立劇場小劇場 第46回文楽鑑賞教室
『絵本太功記』尼ヶ崎の段
[太夫]
【3】豊竹 英太夫
[三味線]
鶴澤 清介
[人形役割]
嫁初菊:吉田 清五郎
妻操:吉田 和生
母さつき:吉田 文司
武智光秀:【3】桐竹 勘十郎
武智十次郎:吉田 玉佳
公演記録写真(Y_D0200046500621)