三枚目

【さんまいめ】

【SAMMAIME】

 
  • 戯れ隈をとった鷺坂伴内 『仮名手本忠臣蔵』「道行旅路の花聟」3代目市川右之助 1986年(昭和61年)10月国立劇場(Y_E0100138000137)
 道化役【どうけやく】やそれを演じる俳優のことを指します。
 江戸時代の劇場の正面には、出演している俳優の名前が、木の板に書かれて飾【かざ】られていました。名前の位置が1枚目は書き出し【かきだし】、道化役は3枚目に多くあったのでこう呼ばれるようになりました。
 三枚目は、見るからに滑稽【こっけい】な衣裳【いしょう】や「戯れ隈【ざれぐま】」という隈取【くまどり】をして、舞台【ぶたい】にアクセントをつけることもあります。また、『仮名手本忠臣蔵【かなでほんちゅうしんぐら】』の鷺坂伴内【さぎさかばんない】や『菅原伝授手習鑑【すがわらでんじゅてならいかがみ】』の「寺子屋【てらこや】」の場面に出てくる「涎くり【よだれくり】」などの役のように、脇役【わきやく】ですが重要な見せ場のある三枚目もあります。

関連項目

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