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菅丞相
かんしょうじょう
と娘苅屋姫
かりやひめ
との別れの時。丞相は桧扇
ひおうぎ
をのこして立ち去ろうとします。桧扇を手にし崩れ落ちる苅屋姫。おもわず姫を案じて、一瞬、そちらを見やる気配の父丞相ですが、振り返ることなく花道へと向かいます。まるで丞相は、自らの哀切に満ちた気持ちを桧扇に託したかのように、感情を抑えて去っていきます。
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哀
1981年11月 国立劇場 13代目片岡仁左衛門・坂東玉三郎