トップページに戻る 文化デジタルライブラリー 演目解説 菅原伝授手習鑑
梅干しの種 梅の種の中の天神さま
天神信仰の広まりとともに、菅原道真が好きだった梅に対しても庶民の中で特別な想いが沸きあがってきます。梅の種の中には天神さまが宿ると信じられるようになったのです。梅の種の中には、微量の青酸が生じることがあるといい、食べてはいけないという理由として、天神さまが宿ったとする信仰が受け入れられたとする説もあります。いずれにせよ、人々は梅の種の中の核をいつしか「天神さま」と呼ぶようになりました。
天神さまがいらっしゃる梅の種を粗末に扱えないと、江戸時代には太宰府天満宮に「梅干の種納め所」が設けられたほど。現在でもその納め所に、信仰厚い人たちが梅干しの種を納めています。

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