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江戸中期から見られる女性の髪の結い方で、天神結、単に天神ともいったりしました。最初は遊里で流行し、のちに一般的になりました。まげの中央で髪を巻き、かんざしで止めたスタイルで、銀杏返しに似ています。この名前の由来は、遊女の位をさす天神からきているのではないかとされています。天神は大夫の次で囲かこいの上に位し、揚げ代が25匁もんめ。その25という数が天神さまの縁日が開かれる日と同じであることから、この位を天神というのだとか。洒落本しゃれぼんの『古契三娼こけいさんしょう』では、遊女上がりの3人の女性が「深川でまへど流行った、天神むすび、まおとこ本ン田はきざな髪よ」と話している様子が描かれています。天神むすび、まおとこ本ン田という、深川で以前流行った2つの髪型は奇をてらった髪型だ、と登場する女性にはあまりいいイメージをもたれていないようですが、流行の最先端をゆく遊女たちには大変好まれた目立つ髪型だったようです。
私たちのまわりの天神さま ●天神人形
●天神ひげ 天神机
●通りゃんせ
●梅の種
●天神祭
●天神さまと鷽
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