歌舞伎事典
雪姫
花びらを集めてねずみを描く雪姫 『祇園祭礼信仰記』4代目中村雀右衛門の雪姫 1997年(平成9年)11月国立劇場(Y_E0100205000076)

雪姫【ゆきひめ】

 『祇園祭礼信仰記【ぎおんさいれいしんこうき】』に登場する姫で、室町【むろまち】時代に活躍【かつやく】した有名な絵師雪舟【せっしゅう】の孫という設定です。敵役【かたきやく】の松永大膳【まつながだいぜん】によって桜の木に縛【しば】られた雪姫が、桜の花びらを集めて爪先【つまさき】でねずみの絵を描【えが】くと、そのねずみが動き出して縄【なわ】を噛【か】み切り姫を助けるという「金閣寺【きんかくじ】」の場面が有名です。『鎌倉三代記【かまくらさんだいき】』の時姫【ときひめ】、『本朝廿四孝【ほんちょうにじゅうしこう】』の八重垣姫【やえがきひめ】とともに「三姫【さんひめ】」の一人に数えられています。



<関連項目【かんれんこうもく】>

吹輪敵役時姫鎌倉三代記
祇園祭礼信仰記本朝廿四孝八重垣姫
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