中村富十郎[初代]【なかむらとみじゅうろう】(1721〜1786)
元禄時代に活躍【かつやく】した女方【おんながた】初代芳沢あやめ【よしざわあやめ】の三男で、江戸時代中期の安永【あんえい】・天明【てんめい】期(1772年〜1789年)を代表する女方です。時代物【じだいもの】から世話物【せわもの】まで幅【はば】広い役を演じ好評でしたが、特に所作事【しょさごと】を得意としました。女方舞踊【ぶよう】の代表的な作品として現在でもたびたび上演されている『京鹿子娘道成寺【きょうがのこむすめどうじょうじ】』を初演し、生涯【しょうがい】に十数回も演じたといわれています。
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