歌舞伎事典
真女方
戦後を対表する真女方6代目中村歌右衛門(左から2番目) 『摂州合邦辻』13代目片岡仁左衛門の合邦 6代目中村歌右衛門の玉手御前 5代目上村吉弥のおとく 7代目中村芝翫の俊徳丸 1987年(昭和62年)10月国立劇場(Y_E0100144000006)

真女方【まおんながた】

 女性の役のみを演じる女方【おんながた】をさします。江戸時代から女方の俳優でも立役【たちやく】の役を演じる例があったことは、初代芳沢あやめ【よしざわあやめ】が『あやめ草【あやめぐさ】』という芸談集の中で「女方が立役を演じることは控【ひか】えるべきだ」という意味の言葉をのこしていることからも分かります。時代が下るにしたがって、立役・女方を問わず幅【はば】広い役を演じることが一般的【いっぱんてき】になってくると、真女方は貴重な存在となりました。



<関連項目【かんれんこうもく】>

立役芳沢あやめ[初代]あやめ草女方
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