歌舞伎事典
藤屋伊左衛門
夕霧と伊左衛門 『廓文章』5代目中村松江(2代目中村魁春)の夕霧 5代目中村富十郎の伊左衛門 1980年(昭和55年)3月国立劇場(Y_E0100176000365)

藤屋伊左衛門【ふじやいざえもん】

 和事【わごと】の代表作『廓文章【くるわぶんしょう】』の主人公で、恋人【こいびと】の遊女夕霧【ゆうぎり】のもとに通いつめたため親に勘当【かんどう】された若旦那【わかだんな】の役です。初代坂田藤十郎【さかたとうじゅうろう】が生涯【しょうがい】を通して演じ続けた役で、「やつし」「傾城買い【けいせいかい】」など和事の様々な要素を見ることができます。
 写真で伊左衛門が着ている衣裳【いしょう】は「紙衣【かみこ】」といい、落ちぶれた姿を表しています。



<関連項目【かんれんこうもく】>

和事廓文章衣裳紙衣夕霧
坂田藤十郎[初代]傾城買狂言やつし
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