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女方の活躍する演目
妹背山婦女庭訓
定高(左下) 雛鳥(左上) 豊原国周筆

妹背山婦女庭訓
お三輪(中央) 香朝楼豊斎筆

妹背山婦女庭訓【いもせやまおんなていぎん】

 通称【つうしょう】『妹背山』。大化の改新【たいかのかいしん】を脚色【きゃくしょく】した義太夫狂言【ぎだゆうきょうげん】の大作です。この作品に登場する主な女方の役は次の通りです。「吉野川【よしのがわ】の場」の定高【さだか】と雛鳥【ひなどり】母子、「三笠山御殿【みかさやまごてん】の場」のお三輪・橘姫【たちばなひめ】。「吉野川の場」の定高は女方の大役の一つに数えられ、娘【むすめ】の雛鳥を殺さなくてはならない葛藤【かっとう】を表現する難しい役です。また「三笠山御殿の場」のお三輪は、恋人【こいびと】を別の女性に奪【うば】われ嫉妬【しっと】に狂【くる】う「田舎娘【いなかむすめ】」の役で、その恋人のため犠牲【ぎせい】となる後半が見どころとなっています。
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花之介
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