能楽

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能の演目【五番立】

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能 (宝生流) 『砧』 平成10年11月29日 国立能楽堂
〔シテ〕近藤乾之助 〔ツレ〕金井雄資

●季節:秋・冬  ●場数:2場  ●舞台:舞台:筑前の国芦屋[福岡県遠賀郡]  ●登場人物:〔前シテ〕芦屋の何某(なにがし)の妻、〔後シテ〕芦屋の何某の妻の霊、〔ツレ〕侍女・夕霧、〔ワキ〕芦屋の何某[芦屋の里の領主]、〔アイ〕芦屋の何某の家人

砧(きぬた)

作者:世阿弥/題材:『和漢朗詠集』などに蘇武(そぶ)の故事と砧の話の類話あり

あらすじ

訴訟のために上京して3年になる芦屋の里の領主は、国元に残した妻の身を案じ、侍女の夕霧を帰国させます。一方、留守を預かる妻は、上京以来何の連絡もよこさぬ夫の愛を疑い、ひたすらに孤独な時間を過ごしていました。帰国した夕霧に恨み言を述べる妻は、ふと今まで気づかなかった砧の音を耳にし、「故郷の妻子が異国に囚われの身となった蘇武(そぶ)[中国・前漢時代の人]を慕って砧を打った」という故事を思い出し、自分の思いが夫の心へ通じるように自らも砧を打ちます。晩秋の夜寒のもと、砧の音は閉ざされた妻の心を慰めたかに見えましたが、夫への想いを抑えることができなくなり涙を流すのでした。さらに今年の暮れも夫は帰国しないと告げられると、妻は絶望のあまり病床に伏し亡くなります。帰国した夫は妻の最期を知り、呪術の力を借りて言葉を交わそうとすると、妻の霊は地獄で苦しむ自らのありさまを語り、これまでの夫の仕打ちを激しく非難しますが、やがて読経の功徳のおかげで成仏するのでした。

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