能楽

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能の鑑賞【船弁慶】

  • 概要・あらすじ
  • 演出のポイント
  • 詞章

能 (観世流) 『船弁慶』 平成17年2月12日 国立能楽堂
〔シテ〕野村四郎 〔子方〕小早川康充 〔ワキ〕福王茂十郎 
〔ワキツレ〕福王和幸、福王知登、永留浩史 〔アイ〕山本東次郎

●季節:春  ●場数:2場  ●舞台:前場:摂津の国大物の浦(だいもつのうら)の船宿[兵庫県尼崎市]、後場:大物の浦の海上  ●登場人物:〔前シテ〕静御前、〔後シテ〕平知盛(たいらのとももり)の霊、〔子方〕源義経、〔ワキ〕武蔵坊弁慶、〔ワキツレ〕義経の従者、〔アイ〕船頭

船弁慶(ふなべんけい)

作者:観世信光/題材:『義経記』巻第4などに見える源義経都落ちの伝説

あらすじ

平家を亡ぼしてのち、源義経は兄頼朝と不和となり、都を追われ、弁慶以下わずかの家来と共に大物の浦へ逃れてきます。弁慶は、義経がいつまでも恋人の静を伴っているのは望ましくないと考え、義経を説得した後、静に都に帰れという義経の言葉を伝えます。始めは信じられなかった静でしたが、義経と言葉を交わし、弁慶を疑ったことを恥じ入ります。別れの酒宴となって静は舞を舞い、別れを悲しみ涙にくれます。船頭の用意した舟に乗り込んだ義経一行が海上へ漕ぎ出すと、にわかに風が変り、次第に海が荒れてきます。すると壇ノ浦[山口県下関市]で滅んだ平家一門の姿が海上に浮かび上がり、平知盛の霊が現れ、長刀(なぎなた)を手に襲いかかってきました。義経は太刀を抜いて立ち向かい、弁慶は懸命に呪文を唱えて霊を退散させます。静と義経の別れ、船頭の奮闘ぶり、知盛の霊と弁慶の対決といった変化に富んだ展開が特徴です。

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