能楽

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能舞台【能舞台の特色】


能舞台は、本舞台と橋掛リ(はしがかり)から成り立っています。①舞台が正方形であること②橋掛リがあること③客席の中に舞台が突き出ていること、の3点は、昔から変わらぬ、能舞台の本質的な特徴です。一般的な劇場の、横に長い額縁形式[額に入った絵を眺めるような形式。テレビや映画の画面も同様。]の舞台とは、根本的に違っているのです。また、鏡板(かがみいた)に描かれた立派な松以外、装飾も舞台装置もありません。


本舞台

4本の柱で囲まれた、三間(さんげん)[約6m]四方の部分を本舞台と呼びます。本舞台の奥にはアト座[板が横に張ってあるので横板ともいう]が、本舞台右手には地謡座(じうたいざ)があり、それぞれ、囃子方(はやしかた)や後見(こうけん)、地謡の場所になっています。アト座の右手奥には切戸口(きりどぐち)と呼ばれる小さな出入り口があります。柱は屋根を支えるだけでなく、能面で視界をさえぎられた演者が位置を確認するための重要な目印にもなっています。


橋掛り

本舞台に対して斜め後ろに伸びる橋掛リは、途中に置いた3本の松により立体的な空間を生み出しています。登場人物が歩む道とも、現実の世界とあの世をつなぐ通路ともなり、ときには本舞台とは別の空間を表すこともあります。橋掛リの端には3色または5色の緞子(どんす)でできた揚幕(あげまく)が下がっています。能舞台にはこの揚幕以外に観客席との間をさえぎる幕はありません。


鏡の間

揚幕の向こう側には、鏡の間があります。役者の姿全体を映すことのできる大きな鏡が置いてあるのでこう呼ばれます。楽屋で装束(しょうぞく)を着けたシテは、鏡の間で能面を着け、役になり、出番を待ちます。楽屋でそれぞれの楽器をととのえた囃子方も、この鏡の間に並んで座り、「お調べ」[それぞれの楽器の音を鳴らす一種のチューニング]をおこないます。

舞台平面図と各部名称

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鏡の間 橋掛り 本舞台 鏡の間 橋掛り 鏡の間 本舞台 橋掛り 本舞台

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