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山田流箏曲(やまだりゅうそうきょく)

山田流箏曲は、江戸時代、天明・寛政年間[1781-1801]の頃、山田検校(やまだけんぎょう)[1757-1817]が江戸で創始した流派です。山田検校は、河東節(かとうぶし)や謡曲(ようきょく)を参考に、物語のような内容*1を持った新しい箏伴奏の歌曲を作曲しました。箏2面と三味線1挺の編成で、奏者全員が弾き歌いする部分、1人ずつ歌い分ける部分など、歌を伴って演奏するのを基本としています。なお、山田流では、爪の形が丸く*2、手を立てて演奏するため箏に向かって真正面に座ります。

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参考曲 楽譜・資料 主な楽器 注釈・コラム
3:28
『竹生島(ちくぶしま)』

箏/5代目・山勢松韻(山勢崇華)、高橋正子(3代目・高橋榮清)、岸辺美千賀、三絃/山勢司都子(6代目・山勢松韻)、尺八/山口五郎
1991年[平成3年] 1月 25日 第65回邦楽公演「邦楽鑑賞会」
国立劇場小劇場

【解説】
江戸時代末期、能の『竹生島』を元に千代田検校(ちよだけんぎょう)[?-1862]が作曲。琵琶湖の北方に浮かぶ竹生島は、古くから信仰の島として崇められています。ここに弁財天と、竜神が現れ、舞い踊る様子を歌います。

【詞章】
承り及びたるよりも いやまさりてありがたし 不思議やなこの島は 女人禁制と承りてありしが あれなる女人は何とて参られ候ぞ それは知らぬ人の申すことなり かたじけなくもこの島は 九生如来の御再誕なれば 誠に女人こそ参るべけれ のうそれまでもなきものを 弁財天は女体にて その神徳もあらたなる 天女と現じおわしませば 女人とて隔てなし ただ知らぬ人の言葉なり

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