文楽編・菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)

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よもやま | 歌舞伎との対比

天拝山の段をくらべる

あまり上演されることのない段ですが、菅丞相が雷神に変身する様に注目を。

  • 平成14(2002)年5月<br>国立劇場小劇場 第139回文楽公演<br>『菅原伝授手習鑑』 天拝山の段<br>菅丞相:吉田 玉男<br>公演記録写真(Y_D0100139022032)
  • 昭和41(1966)年12月<br>国立劇場大劇場 第2回歌舞伎公演<br>『菅原伝授手習鑑』 天拝山の場<br>菅丞相:[8代目]市川 中車<br>公演記録写真(Y_E0100002000041)

流罪になった菅丞相(かんしょうじょう)が時平(しへい)の悪巧みを知って、怒りのあまり雷神と化す「天拝山の段(てんぱいざんのだん)」では、「丞相」と呼ばれる特殊な首(かしら)が用いられます。髭も髪も伸び、最後には口から火を噴いてしまうという凄まじさ。この段が上演される際には、楽屋に菅丞相の人形を飾り、榊や御神酒をあげる特別のしきたりがあります。

歌舞伎ではほとんど上演されることがありません。岡本綺堂(おかもときどう)の『明治劇談 ランプの下にて』(1935年刊行、1965年再版)の「明治演劇年表」には「明治16年(1883)、初代市川右團次が「天拝山祈りの場」でマグネシヤ(マグネシウム)を用いて電光を見せ、大いに観客の喝采を博した」とあります。

どちらも菅丞相が荒ぶる神に変身する場面が一番の見どころといえるでしょう。

歌舞伎との対比
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