雅楽 GAGAKU

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雅楽への招待 雅楽の演奏を鑑賞するには

国立劇場や、各種雅楽団体による演奏会

国立劇場での演奏会

昭和41(1966)年11月に東京の三宅坂にオープンした国立劇場では、日本の伝統芸能を上演するほか、伝承者の養成や調査研究も行っており、雅楽公演は開場当初から重要な分野の1つとして現在まで継続して開催されています。

公演の内容は、古典的な演目だけではなく、廃絶した曲の復曲や新作の取り組みによるそれらの公演を行い、現代の雅楽の潮流に大きな影響を与えています。

古典的な演目は、さまざまな角度から異なる切り口で趣向を凝らした「雅楽公演」として企画され、仏閣の法要に取り込まれた仏教音楽を扱う「声明公演」のほか、「歌謡公演」「音楽公演」「音曲公演」としても企画され、新しい雅楽の伝統作りに取り組んでいます。

各種雅楽団体の演奏会

明治以降、とりわけ昭和40・50年代に、民間の専門的な技術のある雅楽演奏家による団体や、民間の愛好者による雅楽団体が相次いで結成され、普及活動や人材育成などを目的に、今日までさまざまな活動が行われてきました。

現在では、全国各地にさまざまな民間の雅楽団体が存在しています。とくに、古くは儀礼などで演奏する楽人を抱えていた寺社を拠点に活動する雅楽団体が多数みられます。また、宮内庁楽部の楽師が中心となった私的な演奏団体や、元宮内庁楽師によって独自に雅楽を追求する団体もあります。

このような民間の雅楽団体による公演をはじめとする精力的な活動の影響もあり、演奏家や団体の数はいっそう増える傾向にあるといえるでしょう。ここでは、30年を超える歴史のある団体を中心に、全国の雅楽団体の一部を一覧で紹介します。

都道府県 団体 読み 特徴
北海道 小樽雅楽会 おたるががくかい 昭和45(1970)年頃、森田敏夫氏が呼びかけ、愛好家の練習会として発足。故東儀文隆氏の指導を受ける。練習会のほか、宮内庁楽部や関西・四国の演奏家による講習会も開催。
東京都 小野雅楽会 おのががくかい 明治20(1887)年故小野亮道氏によって設立。国内外で精力的に公演を行う一方、研究誌『雅楽界』創刊し、譜面、CDなども制作販売。台東区の無形文化財に指定を受けている。
雅楽道友会 ががくどうゆうかい 昭和42(1967)年、故薗弘教氏を中心に発足。技術の向上と民間への雅楽の普及を目指す。
雅楽 鳳明会 ががく ほうめいかい 明治初期、故東儀文礼氏によって設立された、東京の民間団体としては最初の雅楽会。
佼成雅楽会 こうせいががくかい 昭和25(1950)年、立正佼成会の式典楽に雅楽を取り入れるために、故多忠朝氏を講師に迎えて発足。儀式行事のほか、国内外でさまざまな活動を行い、定期的に公演を開催。
十二音会 じゅうにおんかい 昭和52(1977)年、雅楽の普及と振興を目的に発足。各地での演奏会ほか、CDの制作も行っている。
増上寺雅楽会 ぞうじょうじががくかい 昭和12(1937)年、増上寺開山五百年遠忌にあたり創設。毎年4月の元祖法然上人御忌会(ぎょきえ)をはじめ諸行事のために僧侶約200名が研鑚(けんさん)に励む。
築地本願寺雅楽会 つきじほんがんじががくかい 昭和15(1940)年頃に創設。僧侶有志によって、現在も宮内庁式部職楽部の楽師を講師として招き、毎週1回雅楽の研鑽に励む。法要で雅楽や舞楽の献納を行う。
東京楽所 とうきょうがくそ 雅楽紫絃会を母体に、昭和53(1978)年、雅楽の普及を目的に設立。国立劇場主催の雅楽公演のほか、CDの制作など、国内外で多彩な活動を展開。
瑞穂雅楽会附設「雅楽研修所」 みずほががくかいふせつ「ががくけんしゅうじょ」 昭和53(1978)年設立。京都方楽家・安倍家の雅楽を中心に、正統雅楽の研究と継承を目的とする。国内外での公演も多い。雅楽教室を持ち、各所で講座も開設。
伶楽舎 れいがくしゃ 昭和60(1985)年設立。合奏の研究を目的とし、復曲や復元古楽器での合奏、現代曲の演奏などもおこなう。CDの制作発行のほか、ワークショップや各公演活動を行う。音楽監督は芝祐靖。
霊友会雅楽部 れいゆうかいががくぶ 昭和40(1965)年、故多久尚氏、東儀良夫氏、芝祐靖氏などの指導のもとに正統雅楽の継承を目的に発足。霊友会の式典にくわえ、海外での公演も活発に行う。
日本雅楽会 にほんががくかい 昭和37(1962)年、押田良久氏が設立。書籍や楽譜、カセットなどを制作販売。正倉院の古代楽器の復元や定期演奏会のほか、国内外での公演多数。
神奈川県 高野山真言宗 神奈川雅楽会 こうやさんしんごんしゅう かながわががくかい 昭和初期に発足。昭和10年代には故多忠朝氏の指導を受け、現在も寺社などで演奏などを行う。
愛知県 熱田神宮桐竹会 あつたじんぐうきりたけかい 昭和19(1944)年、創設。熱田神宮の祭典や神事などに奉仕している。
岐阜県 日枝雅楽会 ひえががくかい 150年もの歴史をもち、江戸時代から高山祭りで雅楽を奏している。近隣の寺社への奉納や指導などを行う。
兵庫県 女人舞楽 原笙会 にょにんのぶがく はらしょうかい 昭和32(1957)年に京都舞楽会が発足し、1985年改称。女舞の復活や国内外での演奏活動に取り組む。
京都府 日本雅楽保存会 京都楽所 にほんががくほぞんかい きょうとがくそ 明治20年代に、当時の宮司が政府に働きかけ、雅楽の一般への普及を目的に設立。映画音楽の演奏やヨーロッパ公演や各所での指導なども行う。
平安雅楽会 へいあんががくかい 大正5(1916)年に創立。国や人の平和を願い活動。京都をはじめ、全国の社寺で演奏するほか、海外にも招かれて公演をおこなう。
大阪府 大阪楽所 おおさかがくそ 昭和57(1982)年、雅楽の正統を継承し、芸術性を追求した発表をおこなうことを目的に発足。翌年、東京楽所の姉妹団体として改称。
天王寺楽所雅亮会 てんのうじがくそがりょうかい 明治17(1884)年、天王寺楽所の楽統を伝承・維持するために結成。四天王寺の法要をはじめ、国内外で精力的な活動を行う。昭和51(1976)年、天王寺舞楽が国の重要無形民俗文化財に指定される。
楽中練 らくちゅうれん 昭和46(1971)頃に設立。青少年の情操教育を目的としており、東儀俊美氏などによる譜の発行なども行う。
奈良県 南都楽所 なんとがくそ 長保3(1001)年に組織され、明治以降、東京に遷都後も春日大社を中心に奈良の神社仏閣の祭礼や法要に奉仕を続ける。なかでも春日大社の若宮おん祭は有名。
南都晃耀会 なんとこうようかい 南都の雅楽を継承し、活動を行う団体。氷室神社や東大寺、唐招提寺などの祭礼や法会に奉仕する。
富山県 洋遊会 ようゆうかい 文久元(1861)年に発足。名称は、明治11(1878)年に宮内庁楽部から賜わった。祭典や催しへの参加のほか、海外公演などの活動を行う。
福岡県 筑紫楽所 ちくしがくそ 昭和19(1944)年、仏教の三宝供養を目的に活動を開始。昭和62(1987)年、現「筑紫楽所」と改称。寺社の法要のほか、国内外での公演などを開催。

(注)情報は2014年3月末現在のものです。

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