雅楽 GAGAKU

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雅楽への招待 雅楽の演奏を鑑賞するには

全国の神社仏閣での雅楽の催し

神社仏閣で奏される雅楽

宮内庁楽部の演奏会のほか、楽部の楽師が中心となった私的な演奏団体や、専門家による雅楽団体、同好会的な民間の雅楽団体が増えている新しい潮流の一方で、神社仏閣の行事に際して行われる雅楽の演奏は、今日でも変わることなく行われています。

雅楽が奏される祭礼や法会の情報は、各寺社や市町村のホームページなどインターネットで情報を得られるほか、雅楽協議会が年に4回発行している「雅楽だより」からも知ることができます。

全国の神社仏閣で開催される雅楽の催しは、雅楽に接することができるもっとも身近な機会といえるかもしれません。ここでは、伝統的なものを中心に、神社仏閣で催されるおもな雅楽の催しの一部を一覧で紹介します。

[雅楽のある祭礼・法会]

地域 都道府県 神社・仏閣 祭事(開催月日) 特徴
関東 栃木県日光市 日光東照宮 春季例大祭(5月17、18日)
秋季大祭(10月16、17日)
春秋の大祭で、神職によって『東遊』が奉奏される。御旅所で古式の装束をまとった舞人によって奏される。
埼玉県さいたま市 氷川神社 例大祭(8月1日) 宮内庁楽部所属の舞人等が派遣され、『東遊』が奉奏される。
東京都渋谷区 明治神宮 春の例大祭(4月29日~5月3日)
秋の例大祭(11月1~3日)
宮内庁楽部の楽師による楽友会によって、本殿前に仮設された舞台で行われる。古来の舞楽会の形式にのっとり『振鉾』に始まり『長慶子』に終わる。演目は、その年の宮内庁楽部の公開演奏会の演目を奏する。
神奈川県鎌倉市 鶴岡八幡宮 御鎮座記念祭(12月16日)
菖蒲祭(5月5日)
『人長舞』を含む『御神楽』が奉奏される。夕刻日没後、神楽殿の前方で庭火が焚かれて行われる。
東京楽所によって、菖蒲祭の日の午後、神楽殿で舞われる。古来の舞楽会の形式にのっとり『振鉾』に始まり『長慶子』に終わる。そのほかの演目は、年によって異なる。
中部 愛知県名古屋市 熱田神宮 舞楽神事(5月1日)
踏歌(とうか)神事(1月11日)
江戸時代再建と伝わる西楽所が現存し、その前に舞台を設け、舞楽神事が神職や巫子と、桐竹会によって行われる。『振鉾』に始まり『長慶子』に終わる。そのほかの演目は、年によって異なる。
宮中の男踏歌の遺風を伝える踏歌神事が行われ、『浅花田』『竹川半首』などの催馬楽が古伝の旋律で歌われる。
名古屋東照宮 東照宮祭前日(4月16日) 東照宮祭の前日の夕方17時ごろから舞楽が行われる。江戸時代以来の伝統をもち、古来の舞楽会の形式にのっとり『振鉾』に始まり『長慶子』に終わる。そのほかの演目は、年によって異なる。
近畿 三重県伊勢市 伊勢神宮 春の神楽祭(4月28~30日)
秋の神楽祭(9月22~24日)
伊勢神宮が養成する楽師や舞女などによって、特設の舞台で舞楽が行われる。古来の舞楽会の形式にのっとり『振鉾』に始まり『長慶子』に終わる。そのほかの演目は、年によって異なる。
京都府京都市 八坂神社 例祭(6月15日)
明治祭舞楽奉納(11月3日)
本殿前の舞台で例祭では『御神楽』『東遊』、明治祭では舞楽が行われている。舞楽は『振鉾』に始まり『長慶子』に終わる。そのほかの演目は、年によって異なる。
京都府八幡市 石清水八幡宮 石清水祭(9月15日) 祭儀の1つ「放生行事」で平安雅楽会によって『胡蝶』が奏される。中世に途絶えた放生会が、曲折を経て石清水祭として存続している。
石清水八幡宮では、そのほかに舞楽奉納(4月3日)では舞楽が奏されるほか、年に2回『御神楽』が行われ、古式にのっとり『山城』が歌われる。
京都府京都市 上賀茂神社・下鴨神社 葵祭(5月15日) 平安時代の『東遊』の雰囲気を色濃く伝えており、古式ゆかしく牽馬之儀とともに『東遊』が始まり、左右の馬寮使が馬を牽き廻し終わると、『駿河舞』『求子舞』が平安雅楽会によって舞われる。
装束は、舞人は緋色の袍、楽器奏者は紫色の蛮絵装束を着用する。
伏見稲荷大社 火焚祭(ひたきさい)(11月8日) 日が暮れてから、庭火の薄明かりのもと、神官によって、数々の神楽歌が歌われ人長によって舞が行われる。
奈良県奈良市 春日大社 若宮おん祭(12月17日) 若宮おん祭では、14時半ごろから、『神楽』『東遊』や舞楽が22時半過ぎまで奏される。
雅楽と深い縁があった社で、現在は、南都方の楽所の伝統は、神職や民間団体である南都楽所によって継承されている。
そのほか、舞楽始式、節分万燈籠、菖蒲祭、中元万燈籠、明治祭などで、舞楽や管絃、国風歌舞の『東遊』や『御神楽』が奏されている。
氷室神社 献氷祭(けんぴょうさい)(5月1日)
例祭(10月1日)
江戸時代の南都楽所以来の舞台で、献氷祭では国風歌舞と舞楽が、例祭では舞楽が、南都楽所の伝統を継承する民間団体・南都晃耀会によって舞楽が奏される。
唐招提寺 梵綱会(ぼんもうえ)(5月19日) かつて僧侶による『陪臚』が奏されていた伝統を継承して、梵綱会で『陪臚』が奏されている。
奈良県橿原市 橿原神宮 昭和祭(4月29日) 昭和祭などで国風歌舞の『久米舞』が、本殿の前の庭で4人の舞人によって、久米歌に合わせて舞われる。
大阪府大阪市 四天王寺 聖霊会(しょうりょうえ)(4月22日)
経供養(10月22日)
本堂前にある広い石舞台で、曼珠沙華を飾って聖霊会が行われ、舞楽が奉奏されている。古代中世の舞楽法要の遺風を色濃く伝え、『蘇利古』『迦陵頻』『胡蝶』や、四天王寺のみに伝承されている『菩薩』『師子』といった供養の舞が天王寺楽所雅亮会によって行われる。
そのほかにも経供養(10月22日)などで舞楽が行われている。
雅楽と深い縁があった寺院で、現在は、天王寺方の楽所の伝統は、民間団体である天王寺楽所雅亮会によって継承されている。
住吉大社 卯之葉神事(うのはしんじ)(5月初卯日)
観月祭(仲秋の明月の日)
南門を入ってすぐの位置に石舞台や楽所があり、ここで天王寺楽所雅亮会によって舞楽が奉納される。古来の舞楽会の形式にのっとり『振鉾』に始まり『長慶子』に終わる。
そのほか、観月祭(仲秋の明月の日)では太鼓橋上でも舞楽が行われる。
大念佛寺 万部おねり(5月1~5日) 万部おねりは、聖聚来迎会と阿弥陀経万部会が融合されたもので、雅楽が付楽として効果的に奏され、二十五菩薩が仮設の橋を渡り次々に本堂に向かう際には、『菩薩』が奏でられる。
中国 広島県廿日市市 嚴島神社 桃花祭(4月15日)
菊花祭(10月15日)
桃花祭と菊花祭では、夕方17時ごろから約2時間半の間、本殿前の海上の舞台で舞楽が奏される。古来の舞楽会の形式にのっとり『振鉾』に始まり『長慶子』に終わる。
このほか、嚴島神社では1年を通して舞楽が行われる機会が多い。神官に一子相伝で伝えられている『抜頭舞』は正月5日に奏される。

(注)情報は2014年3月末現在のものです。また、日程などは年によって異なることもあります。

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