雅楽 GAGAKU

  • サイトマップ
  • クレジット
  • このサイトについて
  • English
  • 早わかり
  • 歴史
  • 種目となりたち
  • ひろがり
  • 作品と鑑賞
  • 雅楽への招待
前のページにもどる

作品と鑑賞

  • 舞楽
  • 管弦
  • 国風歌舞
  • 催馬楽
  • 朗詠

祝いの宴(うたげ)でよく歌われた格調高い曲 徳是(とくはこれ)

平成14年(2002年)11月8日 第53回雅楽公演 国立劇場小劇場 [出演]東京楽所

あらまし

平安中期の公卿(くぎょう)大江朝綱(おおえのあさつな)によって作られた、朗詠を代表する1曲です。曲名は『徳是北辰(とくはこれほくしん)』とも呼ばれています。

平安後期に編纂された『新撰朗詠集(しんせんろうえいしゅう)』に収められ、鎌倉時代の軍記物語『源平盛衰記(げんぺいせいすいき)』などにも記述が見られます。

明治9(1876)年に、雅楽局によって編纂された『明治撰定譜(めいじせんていふ)』にも『徳是』が収められています。

伴奏に用いられる楽器には、絃楽器や打楽器は用いられず、笙(しょう)・篳篥(ひちりき)・龍笛(りゅうてき)の各1管で編成されます。

実際の展開(歌詞)


                  一ノ句
                  徳は是 北辰(ほくしん)
                  椿葉(ちんよう)の影 再びあらたまり
                  二ノ句
                  尊(そん)は猶(なお)
                  南面
                  三ノ句
                  松花(しょうか)の色
                  十廻(とかえ)り
映像を見る

鑑賞のポイント

天皇の徳は変わることなく永く栄え、その尊さも永く続くことを歌った歌詞は、親しみやすい催馬楽とは違い、朗詠ならではの格調があります。

季節を選ばない祝賀の句として、『嘉辰(かしん)』と並んで祝いの宴でもっともよく歌われた朗詠です。

ページの先頭に戻る