雅楽 GAGAKU

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作品と鑑賞

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春の訪れへの喜びを格調高く歌う曲 東岸(とうがん)

あらまし

『東岸』

平安中期に漢詩文にすぐれた慶滋保胤(よししげのやすたね)が作った演目で、朗詠を代表する1曲です。

朗詠するにふさわしい名歌を集めた『和漢朗詠集(わかんろうえいしゅう)』上巻の「春」の部分に早春に歌う曲として収められています。

明治3(1870)年、明治時代に雅楽局によって規範とするべき新たな楽譜集として編纂された『明治撰定譜(めいじせんていふ)』にも、朗詠14曲のうちの1つとして収められています。

伴奏に用いられる楽器は、笙(しょう)・篳篥(ひちりき)・龍笛(りゅうてき)がそれぞれ1管のみで編成されます。

実際の展開(歌詞)

一ノ句 東岸西岸の柳遅速(ちそく)同じからず<br>
              二ノ句 南枝北枝の梅<br>
              三ノ句開落(かいらく)已(すで)にことなり

鑑賞のポイント

03春の柳は東から最初に芽が色づき、梅の枝の花は南側と北側では開くのも落花するのも時期が異なることを歌い、春の訪れをよろこぶ曲となっています。

現在残っている朗詠15曲のなかでも、標準的な癖のない旋律によって構成され、歌詞のバランスがよく、演奏の機会も比較的多い名曲です。

笙(しょう)

ハーモニーを奏で、美しい響きを合奏に与える管楽器。何本かの竹を束ねた、鳥が羽を休めたようなかたちをしています。

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