雅楽 GAGAKU

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作品と鑑賞

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重厚で格調高い大曲の代表 盤渉調(ばんしきちょう):蘇合香(そこう)

あらまし

『蘇合香(そこう)』

今日に伝わる曲のなかではもっとも長く、一具を上演すると3時間にもおよぶという唐楽(とうがく)の大曲です。

昔、インドのアショカ王が病気になったとき、蘇合草という薬草のおかげで治癒したため、これにより曲を作り、育偈(いくげ)という者がこの草を冠に舞ったと伝えられています。

日本には、桓武天皇(在位:781~806年)の時代に遣唐使の和邇部嶋継(わにべのしまつぐ)によって伝えられたといわれ、その途上で一部を忘れたため、2帖(じょう)の楽章が欠けています。

実際の展開

風格のある隙のない構成で、「序」、「3帖」、「4帖」、「5帖」、「破」、「急」の6章からなっています。「3帖」は由利吹(ゆりぶき)、拍子二十六。「破」は延四拍子(のべよひょうし)、拍子二十。「急」は延四拍子、拍子二十一で、黄鐘調(おうしきちょう)でも演奏されます。

鑑賞のポイント

変化に富んだ構成がこの楽曲の特徴です。

現在伝わる唐楽のなかでも、「四箇の大曲(しかのたいきょく:大曲の中でもとくに長大で格の高い曲)」に挙げられ、楽人には経験が特に求められる難曲です。重厚で華麗と表現される格調の高い旋律とこの曲特有の複雑な拍子の変化が聞きどころでしょう。

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