雅楽 GAGAKU

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作品と鑑賞

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雅楽の基礎となる旋律がつまった1曲 平調(ひょうじょう):五常楽(ごしょうらく)

あらまし

人が常に行うべき5つの徳・五常[仁・義・礼・智・信]を五音(ごいん:音階)に配して作られた「五音の和」をよく備えた名曲とされています。

唐の太宗(たいそう:在位626~649年)が作ったといわれ、別名が多数あります。  「序、破、急」の3つの楽章が整って伝わる数少ない曲で、舞楽曲として演じられていますが、とくに「急」の楽章は管絃の曲として多く用いられます。この部分は早八拍子(はややひょうし)、拍子八となります。

古くは繰り返して奏す習慣があり、平安前期、笛、琵琶(びわ)などの名手だった貞保親王(さだやすしんのう)が催した管絃の遊びで、この曲の演奏が100返に達したときに、琵琶の始祖とされる唐の簾承武(れんしょうぶ)の霊が現れたという言い伝えもあります。

実際の展開

一具として奏される時には「平調(ひょうじょう)調子」、「序」、「詠(えい)」、「破」、「急」から構成されます。「序」は自由リズムで拍子八、「詠」は延八拍子(のべやひょうし)、拍子三。「破」は延八拍子、拍子十六。「急」は早八拍子、拍子八。「破」の延八拍子は、通常の延八拍子とは異なり、早八拍子のように表拍(おもてはく)から旋律が始まり、古くはこれを中八拍子(なかやひょうし)とも呼んだ拍子です。

鑑賞のポイント

この曲の「急」の楽章は『越殿楽』と並び初心者の稽古でよく用いられるほど、雅楽の旋律の基本が凝縮されている曲です。

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