雅楽 GAGAKU

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作品と鑑賞

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5色に彩った棹(さお)を印象的に用い高麗使節団(こうらいしせつだん)の入港をあらわす 狛桙(こまぼこ)

あらまし

『狛桙』

勇壮で迫力のある舞姿が特徴の右方の平舞(ひらまい)です。

高麗から使節が日本の港に入ってきたとき、5色に彩った棹(さお)で船をたくみに操る様子を舞にしたといわれています。

古くは曲のみもよく奏され、楽人や僧侶が行列して歩く行道(ぎょうどう)の際の楽に用いられることもありました。

また、『狛桙』の曲は、『蘇利古』の曲にも転用されています。

曲と舞の流れ

一具は、前奏となる(1)「意調子[高麗壹越調で奏される音合わせの曲]」と、中心となる曲(2)「当曲(とうきょく)」からなります。

「当曲」で舞人(まいにん)が登場し、棹を手にして舞います。舞は船を操る様子をあらわす動作となり、最後は舞人4人が横一列にならび棹を引き、港に着いたことをあらわします。舞が終ると、「当曲」が続くなか、舞人は退場します。

装束と面

演目固有の装束である別装束で、錦縁(にしきべり)の織物の中央に穴を開け首を通してかぶる裲襠(りょうとう)を用いた装束です。

舞人は、抹額冠(まっこうかんむり)、巻纓(けんえい:纓を巻いた冠)、緌(おいかけ:両耳にかかる半月形の装飾)、錦縁の裲襠装束を着て、舞具に5色に彩色された長さ2.5メートルの木製の棹を手に持ちます。

鑑賞のポイント

舞人が手にする4本の棹の角度がきれいにそろう美しい場面や、一斉にバタンと棹を倒す変わった演出が見どころとなります。

静かな波、荒れる波を棹の動きで表現し、最後には4人が横に並び、棹を肩にのせて船が港に着いたことを表わします。

日本人による作ですが、色鮮やかな船棹(ふなざお)によって異国情緒(いこくじょうちょ)の色濃い演目となっています。

※別称は『棹持舞(さおもちまい)』、『花釣舞(かちょうらく)』とよばれています。

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