雅楽 GAGAKU

  • サイトマップ
  • クレジット
  • このサイトについて
  • English
  • 早わかり
  • 歴史
  • 種目となりたち
  • ひろがり
  • 作品と鑑賞
  • 雅楽への招待
前のページにもどる

作品と鑑賞

  • 舞楽
  • 管弦
  • 国風歌舞
  • 催馬楽
  • 朗詠

「破」と「急」の舞が対照的な演目 賀殿(かてん)

あらまし

『賀殿』

緩やかでやわらかな舞が特徴の左方の平舞(ひらまい:文舞[ぶんのまい]ともいう)です。

承和(じょうわ)年間(834~848年)、遣唐使として唐に渡った藤原貞敏(ふじわらのさだとし)が将来した『賀殿(かてん)』の「急」を中心に、一具が整えられました。

双調にも渡され、管絃でも古くからよく演奏されてきました。

その名称から、新築祝いにふさわしい演目として奏されることが多い曲目です。

曲と舞の流れ

一具は、(1)「壹越調調子」、(2)「迦陵頻(かりょうびん)急」、(3)「当曲破」、(4)「当曲急」、(5)「当曲急重吹(しげぶき:舞人退出時の奏法)」で1具となります。

舞人(まいにん)は「迦陵頻急」で登場し「当曲急重吹」で退出します。「破」は緩やかな拍子にのって静かにゆったりと、「急」は早い拍子で軽快に舞われ、変化に富んでいます。

装束と面

赤系統の色を基調とした襲装束(かさねしょうぞく)を着用します。赤の袍(ほう)の右袖を脱ぐ「片肩袒(かたかたぬぎ)」で舞うため、下襲(したがさね)の袖の紋様などが華やかさを強調します。甲(かぶと)には、『賀殿』専用の甲を用います。

鑑賞のポイント

ゆったりとして重厚な「破」の舞と、早い動きで変化にとんだ「急」の舞があざやかな対比をみせています。それぞれの楽章が持つリズムの違いとともに鑑賞したい演目です。

※別称は『甘泉楽(かんせんらく)』、『含泉楽』とよばれています。
※番舞(つがいまい)は『長保楽(ちょうぼうらく)』の他に『古鳥蘇(ことりそ)』などがあります。

下襲(したがさね)

後ろの長い裾(すそ)が特徴の装束。袍(ほう)は肩をぬいで着用することも多いため、下襲の裾や袖(そで)に染めや刺繍が施されているものが多い。

閉じる

ページの先頭に戻る