雅楽 GAGAKU

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種目となりたち

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なりたち 祭祀・儀礼と上代の歌舞

古代遺跡の出土物にも見られるさまざまな音具や楽器に、古から人々が歌や舞に親しんだ様子がうかがえます。祭祀や儀礼の場で奏されていた歌舞は、宮廷の儀式に採り入れられた後も神々を祭る行事と密接に関わり、祈りや感謝とともに捧げられてきました。

古代国家の建設と諸国の歌舞

大陸の楽舞が伝来する以前から、日本列島には古くから伝わってきた歌や舞がありました。

日本列島では古来、祭祀(さいし:神々や祖先をまつる祭典)や響宴(きょうえん:もてなしの宴)、喪葬(そうそう:死者をとむらう儀礼)の場などで、コトなどの伴奏とともに歌舞が奏されていました。『古事記』や『日本書紀』などに、「コト」「フエ」「スズ」などの大和言葉(やまとことば)の音具名や楽器名が多数記され、弥生時代や古墳時代の遺跡からそれらが出土しています。

列島各地の歌や舞は、中央政権がつくられ日本列島を統一していく過程で都に集められ、おもに大王(おおきみ:後の天皇)の観覧に捧げる儀礼などを通じて宮廷のなかに採り入れられました。

こうした歌舞を、国風歌舞(くにぶりのうたまい)と呼びます。

神事芸能と御神楽

『金銅製雛形五絃琴』
祭祀品として奉納された小さな五絃琴
福岡県宗像市、沖ノ島5号遺跡出土

宮中で奏される国風歌舞で、もっとも重要なものが祭祀と深い関わりのある御神楽(みかぐら)です。御神楽とは、神楽(かぐら:神に奉納する歌舞)のなかでも、宮廷の行事に採り入れられたものを指します。

この御神楽の起源は詳しくはわかっていません。しかし、弥生時代の遺跡から多数発見されている「コト」のなかには演奏用ではない小型のものがあり、神々に宝として奉納されたものも伝存するなど、楽器が神事と深く関係していたことから、御神楽と古の神事芸能の関連性も容易に想像できるでしょう。

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