雅楽 GAGAKU

  • サイトマップ
  • クレジット
  • このサイトについて
  • English
  • 早わかり
  • 歴史
  • 種目となりたち
  • ひろがり
  • 作品と鑑賞
  • 雅楽への招待
前のページにもどる

種目となりたち

  • 舞楽
  • 管弦
  • 国風歌舞
  • 歌物
  • 楽器
  • 装束と面
  • 舞台と演者

日本に古くから伝わる歌と舞

『東遊(あずまあそび)』

はるかな昔から日本に伝わる歌舞を起源とし、渡来した音楽の影響も受けながら、平安時代に完成した日本固有の歌と舞、それが国風歌舞(くにぶりのうたまい)です。列島各地の郷土の歌舞に由来するものや、祭祀と関わりながら平安時代に発展したものまで、多彩な演目があります。

『古事記』や『日本書紀』など、古代国家に関わる伝承を持つ曲もある、雅楽のなかでも特別な領域で、「上代歌舞(じょうだいかぶ)」や「風俗歌舞(ふぞくかぶ)」とも呼ばれます。

ほとんどの曲に歌詞があり、組曲形式をとるものもあります。唐楽風の器楽演奏を伴っていますが、渡来した楽器だけでなく、日本古来の楽器も用いられます。これらの音楽を受け持つのが歌方(うたかた)です。また、舞人は簡素で典雅な装束を用います。ただ、雅楽ではめずらしく女性による舞もあり、その装束はたいへん美しく華やかなものです。

在来の歌舞の伝承と変遷

『春日権現験記絵』(模本)巻二

日本の各地に伝わる歌舞は、古くから伝習が行われていました。大宝令の制定とともに設立された雅楽寮(うたまいのつかさ)では、渡来系の楽舞とともに、在来系の歌舞についても各地から採集し、楽人も育成していたのです。平安時代には、渡来系の楽舞が日本独自のあり方へ変容していく一方で、在来系の歌舞を専門に扱う大歌所(おおうたどころ)という機関も設置されました。

しかし、渡来系の楽舞が宮廷社会へ深く浸透していったのに対し、儀礼や祭祀に特化していった国風歌舞は、奏楽の機会が次第に少なくなってしまいます。そして、応仁の乱などの戦乱もあって、いったん伝承が途絶えてしまったのです。

その後、江戸時代になって世の中が再び安定してくると、当時の楽人たちの研究によって、いくつかの歌舞が復興されていきました。今に伝えられている国風歌舞の多くは、この江戸時代以降の取り組みによる復興の成果といえるものです。現在も皇室の儀式や大きな神社の祭礼などで奏されています。

ページの先頭に戻る