雅楽 GAGAKU

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面のなりたち 着面による視覚面の演出

舞楽で用いられる面は、形や色などさまざまな作りのものばかりです。演目の登場人物をデフォルメしたかのような面は、どれをとっても個性的で、その視覚的な効果によって舞人(まいにん)の舞をいっそう印象深いものにします。

舞人を効果的に見せる舞楽面

老いた猿を模した『蘇莫者(そまくしゃ)』の面、金朱塗り

『二ノ舞』「腫面」

舞人がつける面には、大きさや形、色や表情などに工夫がなされ、いずれも個性的なもので、舞人の視覚的な効果をいっそう強調します。

面の形は人の顔を模したもの、動物を模したものなど多様です。

色も朱、肌色、茶、群青(ぐんじょう)、金色などが演目の内容に合わせて用いられ、登場人物の感情などを効果的に表現しています。

面の表情もとても豊かで、たとえば人間の顔であっても厳しい表情のものから、温和なもの、酒に酔ったものまでさまざまで、演目ごとにその内容を引き立てます。なかでも『二ノ舞』の老女がつける面は、腫れてただれた表情の腫面(はれめん)で、手は震え、足は動かない鈍い動きの舞とあわせて、滑稽さから次第に哀れさが漂うような演目の内容を効果的に表現しています。

このような面のほとんどが木製で、軽くて彫刻しやすい桐が多く用いられるほか、檜(ひのき)や樟(くすのき)なども使われます。着用には、必ず専用の牟子(むし)を頭部を覆うようにつけます。

腫面(はれめん)

『二ノ舞』で媼(おうな)[老女]がつける面。翁(おきな)の面は咲面(えみめん)といいます。

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