雅楽 GAGAKU

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催馬楽 多彩な曲目とリズム

最盛期には多数の曲が生み出された催馬楽(さいばら)は、衰退と復興の過程を経て、今日に数曲が伝えられています。大陸的な旋律やリズミカルな伴奏とおもしろい「囃(はや)し言葉」は、催馬楽の快い調子を生み出します。

曲目や演奏の特徴

『更衣』

催馬楽は、最盛期には60曲をこえる曲目が愛唱されていましたが、現在の公式の伝承曲は6曲のみです。

一曲の大半が定まった拍節を持つ「拍節的リズム」の曲で、母音を長くのばして歌う特徴があります。短い歌詞に対して歌唱時間は短くありません。

拍子は、単位周期のなかで笏拍子(しゃくびょうし)を3回打つ三度拍子と、5回打つ五拍子の2種類の拍子からなります。

調子は、呂(りょ)に属する調子は双調の[西洋音楽のGに近似した音高]、律(りつ)に属する調子は平調の[西洋音楽のEに近似した音高]を主音[キー音のこと]として歌われます。

楽器の演奏は、リズミカルな奏法が多く用いられる箏(そう)や、さまざまな装飾的奏法の龍笛(りゅうてき)が歌の旋律を助奏し、景気付けのような印象を与えます。庶民の音楽に由来する、活気に満ちた雰囲気が感じられるでしょう。

また、歌詞に「囃(はや)し言葉」を交えて歌うという特徴もあります。『安名尊(あなとう)』を例にあげると、歌詞の末尾の「あはれ そこよしや」などが囃し言葉で、催馬楽の調べに快い調子を生み出しています。

[『安名尊(あなとう)』の歌詞と意味]

歌詞 あな尊と 今日の尊さ や 昔も はれ 昔も 欺くやありけむ や 今日の尊さ あはれ そこよしや 今日の尊さ
意味 ああ尊いことよ 今日という日の尊いことよ 昔もこうであったろうか 今日という日の尊いことよ 今日という日の尊いことよ
主音(しゅおん)

それぞれの調子で基準となる音。主音を中心に旋律がめぐり、曲の最後はこの主音で終わります。

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笏拍子(しゃくびょうし)

束帯を着用する時に、手にもつ笏(しゃく)を縦に割ったような形状の楽器。長さは約36センチ。幅の短いほうを手に持ち、左は切り口を上に、右は切り口を左に向けて打ち鳴らします。

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