雅楽 GAGAKU

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コラム 楽器とは異なる歌謡の記譜法

雅楽の歌謡で用いられる楽譜には、雅楽の楽器とはまったく異なる記譜法があります。文字の横に記された線や点は、旋律の動きや拍節を表しています。なかでも線の表記は大切なもので、旋律や抑揚を右から左へと書き表します。

催馬楽の譜

催馬楽は、定まった拍節を持つ曲のため、拍節の区分を示す丸印や、フレーズの大きな区分を示す「百」といった文字が楽譜のなかに記されています。朱色の丸印と百が記されている箇所は、笏拍子(しゃくびょうし)が打たれるタイミングを表わしています。

『伊勢海(いせのうみ)』の楽譜を例に挙げると、曲目名の下にある「五度拍子」は、1周期の間に5回笏拍子を打つという意味です。楽譜の2行目最初の「き」の2つの丸、1つ置いた次の「き」の2つの丸、「ぎ」の横にある「百」の合計5箇所で笏拍子が打たれるのです。音の高さは五音(ごいん)という階名を表す宮(きゅう)・商(しょう)・角(かく)・徴(ち)・羽(う)で示されます。

朗詠の譜

朗詠は自由リズムの音楽で拍節をもたないため、楽譜にも拍を示す丸印はありません。旋律の節回しは音の高さを示す漢字で記されています。

写真の楽譜を例にみてみると、音の高さは催馬楽と同様に五音(ごいん)という階名を表す宮(きゅう)・商(しょう)・角(かく)・徴(ち)・羽(う)が当てられ、記されています。ところどころに見られる仮名は、歌詞の変わり目の位置をあらわしています。

笏拍子(しゃくびょうし)

束帯を着用する時に、手にもつ笏(しゃく)を縦に割ったような形状の楽器。長さは約36センチ。幅の短いほうを手に持ち、左は切り口を上に、右は切り口を左に向けて打ち鳴らします。

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