雅楽 GAGAKU

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なりたち 唐楽に根ざす楽曲

今日の管絃で演奏されるのは、中国系の唐楽(とうがく)に由来する曲がほとんどです。管絃のみで演奏される曲だけでなく、舞楽と管絃の双方で演奏される曲もありますが、それぞれ用いられる楽器や演奏法などが大きく異なります。

管絃の唐楽と舞楽の唐楽

管絃には、およそ80曲の曲目が古典として伝えられています。古くは高麗楽(こまがく)にも舞がともなわず楽曲のみで演奏することもありましたが、現在では高麗楽を管絃で演奏することはほとんどなく、唐楽の曲が奏されることが基本となっています。

管絃の演目には、管絃だけで演奏される曲と、管絃と舞楽の両方で演奏される曲とがあります。そして、管絃のみの曲には、管絃専用の曲として作曲されたものと、舞が失われ、楽器の演奏だけが残った曲とがあります。

舞楽と管絃の演奏法の違い

琵琶の奏者

同じ曲であっても、舞楽で演奏されるときと、管絃で演奏されるときとでは、楽器の編成やテンポや間合い、演奏方法などに、さまざまな違いがあります。

舞楽の演奏は管楽器と打楽器で編成され、絃楽器を用いません。舞がともなうため、拍節を重視したリズミカルで力強い演奏が特色です。

一方の管絃の演奏では、管楽器と打楽器に琵琶と箏(そう)が加わります。舞楽に比べテンポは緩やかで、拍子の取り方には微妙な揺らぎがあり、各楽曲の繊細な間合いを大切にしたアンサンブルが奏でられます。

このような舞楽における伴奏の仕方を舞楽吹(ぶがくぶき)、管絃における演奏の仕方を管絃吹(かんげんぶき)といいます。

[管絃と舞楽の楽器編成]

管絃 唐楽 管楽器 笙、篳篥、龍笛
絃楽器 琵琶、筝
打楽器 鞨鼓、太鼓、鉦鼓
舞楽 唐楽(左舞) 管楽器 笙、篳篥、龍笛
打楽器 鞨鼓、太鼓、鉦鼓
高麗楽(右舞) 管楽器 篳篥、高麗笛
打楽器 三ノ鼓、太鼓、鉦鼓

(注)舞楽の演奏には管楽器と打楽器で編成されますが、管絃舞楽という特殊な様式では絃楽器を用います。
(注)舞楽には、例外的に唐楽[左舞]の3つの演目が右舞に編入されています。

琵琶(びわ)

果物の枇杷の実のかたちをした、大型の胴体をもつ絃楽器。水平に構えて、右手に持った撥(ばち)で4本の絃を弾き、楽曲の調子ごとに調を変えて演奏します。

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箏(そう)

右手に竹製の爪をはめ、13本の絃を弾いて演奏する絃楽器。分散和音[和音のすべての音を同時に鳴らすのではなく、何度かにわけて鳴らす演奏法]で旋律を奏でます。

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