雅楽 GAGAKU

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管楽器(吹物) 管楽器の種類

あらゆる雅楽の種目に用いられる雅楽の管楽器は、簧(した:リード)を持つものと持たないものがあります。リードは楽器の発音源となるもので、息を吹いて振動させると音が出る仕組みです。音程や音色はリードの長さや厚さ、材質などで決まります。

小さな縦笛が奏でる豊かな音色
篳篥(ひちりき)

◎大きさ

管本体6寸[約18センチ]、蘆舌1寸8分[約5.4センチ]

◎構造

管本体の上部に蘆舌を差し込む

ほとんどの雅楽の種目で用いられるダブルリードの縦笛。竹製の「管」と、「蘆舌(ろぜつ)」というリードの2つの部分からなります。指孔と指孔の間の盛り上がった黒い部分は、樺[かば:桜の樹皮を細く切ったもの]や籐を巻いて漆で固めています。

蘆舌は、葦の一端を焼きごてで平らにつぶしたものです。

小さな管本体からは想像できないほど豊かな音量が得られることが特徴です。



長さの違う竹管で音階を生み出す
笙(しょう)

◎大きさ

直径約7センチ、長さ約50センチ

◎構造

吹いても吸っても同じ音が出る、フリーリードが特徴。長さの異なる竹の管を、吹き口がついた円筒形の匏(ほう:頭[かしら]とも)という器に差し込んだ楽器です。

竹管は全部で17本あり、そのうち15本は根元に金属製の簧(した:リード)がついていて、下部の側面に指孔があります。

中国の想像上の鳥である鳳凰が羽を休めている姿に似ていることから、「鳳笙(ほうしょう)」とも呼ばれます。笙は中国でも用いられており、類似した楽器は、ベトナムやラオスなど東南アジアの各地でもみられます。

サイズの違いで音にもバリエーション
横笛(おうてき)[龍笛/高麗笛/神楽笛]

◎大きさ

龍笛:長さ約40センチ

高麗笛:長さ約36センチ

神楽笛:長さ約45センチ

◎構造

横笛(おうてき)とは、龍笛(りゅうてき)、高麗笛(こまぶえ)、神楽笛(かぐらぶえ)などの総称です。本体には竹の管が使われ、奏者から見て吹き口の左側の管内に鉛を入れたり、本体に漆を塗ることで、芯のある大きな音が出るように工夫されています。

龍笛は唐楽をはじめ歌物や久米舞(くめまい)、和舞(やまとまい)などで用いられます。

高麗楽(こまがく)や東遊(あずまあそび)で用いられる高麗笛は、横笛のなかでもっとも細く短いため、龍笛より高めの音が出ます。

神楽歌に用いられる神楽笛は、横笛のなかで一番長く、太さは龍笛と高麗笛の中間です。

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