雅楽 GAGAKU

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舞台のなりたち 舞台の構造

雅楽の舞台には、視覚や聴覚を刺激する、さまざまな空間演出が施されています。楽器の音色や演奏者の所作だけでなく、舞台のかたちも、雅楽の演奏を印象づける大きな役割を担っています。

舞台の種類と造り

春日大社の浮舞台

四天王寺の石舞台

宮内庁の高舞台

舞楽の舞や管絃の演奏は、特定の形式に基づいた舞台の上で行われることが多く、舞台はおもに高舞台(たかぶたい)か敷舞台のどちらかを中心とするものにわけられます。

高舞台を中心とするものには特定の建築様式があり、常設と仮設のものがあります。標準的な造りは、おもに高舞台、敷舞台、高欄(こうらん:柱の上端に擬宝珠[ぎぼし:宝珠形の装飾]をつけた木製の欄干)、階段からなります。高舞台の中央に敷舞台を置き、その周囲に白布が縁取るように覆い、舞台の端をぐるりと朱塗りの高欄を廻らすといったもので、常設のものには宮内庁楽部の舞台があります。

敷舞台を中心とする舞台は、敷舞台を置いて高欄を飾るものもあれば、敷舞台だけの場合もあります。

このような舞台のほかに、花崗岩(かこうがん)で造られた石舞台、芝地を地面から高くした芝舞台があるほか、水上に設けられる浮き舞台や、船の上に舞台を作る船上の舞台などもあります。

もっとも、雅楽はこのような舞台がなければ演奏できないわけではなく、場に応じて臨機応変な形でも演奏されます。

向きと配置

雅楽の舞台には、建築的な形式だけではなく、方角に関する決まりもあります。

貴人(きじん:天皇や身分の高い人)は南を向いて座るとされ、舞台が貴人の正面にくるよう、基本的に北向きに造られます。北を正面としてしつらえた場合、舞台に向かって左手[下手側]は東、右手[上手側]は西。

舞楽の場合は、左舞(さまい)と右舞(うまい)とで入退場の場所が異なり、左方の舞人は左手[東側]、右方の舞人は右手[西側]から登場します。

高舞台の両側には大太鼓(だだいこ)、大鉦鼓(おおしょうこ)が置かれ、楽器の演奏機能はもとより、その華麗で迫力のある様は舞台装飾としても大きな存在感を放っています。

しかし、ホールで演奏されることの多い今日では、必ずしもこの向きに造るとは限りません。

敷舞台(しきぶたい)

牡丹唐草模様(ぼたんからくさもよう)の地紋が織り込まれた、三間四方(さんげんしほう:約5.45メートル四方)の緑の敷物。

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