雅楽 GAGAKU

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種目となりたち

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舞台のなりたち 演奏の空間

雅楽は屋外や室内、寺院、神社などさまざまな場所で、公的な行事などに限定されず、私的な場でも演じられ親しまれてきました。なかでも祭祀の場などで神仏に捧げられるものは、多くの場合、屋外の開かれた空間で奏されました。

宮廷社会と雅楽

平安時代の貴族社会と深く関わりながら形式が整えられた雅楽は、種目に応じて異なる機会や空間で演じられました。

宮廷ではさまざまな行事や祭祀にともない雅楽が奏されましたが、舞楽や国風歌舞(くにぶりのうたまい)はおもに宮廷や寺社の儀礼の場で、管絃は天皇や公家、貴族たちがみずから楽器を手に持ち演奏する公私にわたる各種の場で奏されました。また演奏される空間は、基本的に舞楽は屋外、管絃は室内で奏されるものでした。

仏教儀礼や神社の祭祀(さいし)と雅楽

『難波名所図屏風』

神社は今日でも雅楽が奏される重要な場です。大陸から伝来した唐楽(とうがく)や高麗楽(こまがく)が仏教儀礼と深く関わっていたことから、寺院でも雅楽が演じられてきました。

雅楽がともなう神社の祭祀や仏教儀礼は、変容しつつ現在まで受け継がれており、なかでも春日大社(かすがたいしゃ:奈良)の若宮おん祭や、四天王寺(してんのうじ:大阪)の聖霊会(しょうりょうえ)は、往時の姿を今に伝える貴重なものです。

国の平安と五穀豊穣を祈念する「若宮おん祭」は、春日の若宮の神霊を本殿からお旅所(たびしょ)へ迎え、芸能を楽しんでいただく祭りとして、平安時代末から行われています。

四天王寺の聖霊会は、境内の六時堂の前の石舞台で、声明(しょうみょう)や舞楽で供養します。かつては早朝から夜遅くまで長時間にわたって行われました。

どちらも屋外の開かれた空間で雅楽が演じられてきました。周囲の自然環境と調和しながら奏される演奏の形に、神仏に捧げる歌舞の原形を垣間みることができるでしょう。

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