雅楽 GAGAKU

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種目となりたち

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なりたち 舞の姿

1人が単独で舞うものから、複数人で舞うものまで、舞楽の舞には、いろいろなかたちがあります。左右の別だけでなく、舞の姿による舞楽の分け方も、見てわかりやすいものです。舞人(まいにん)の数だけでなく、舞の動きや装束などにも特徴があります。

舞姿による4つの分け方

古くから舞楽は、舞の姿によって平舞(ひらまい)、武舞(ぶのまい)、走舞(はしりまい)、童舞(わらわまい)の4種に分けられてきました。

平舞

『春鶯囀(しゅんのうでん)』
調べが美しい大曲で、この曲を奏すると、鶯(うぐいす)が集まってきて囀(さえ)ずるという逸話が残されている

文舞(ぶんのまい)とも呼ばれ、抽象的な動きを主体とするゆるやかなテンポの舞です。襲装束(かさねしょうぞく)という装束が用いられることが多く、4人または6人の舞人(まいにん)が、互いに対称的な動きで、方向を変えながら舞の型を進めていきます。演目によっては、蛮絵装束(ばんえしょうぞく)という装束が用いられることがあります。左舞では面を用いませんが、右舞には面を着けるものもあります。

武舞

『陪臚(ばいろ)』
古くは、戦を勝利へと導くとされた舞。左手に鮮やかな色彩が施された楯、右手に鉾または太刀を持って舞う

太刀を身につけ楯・鉾(ほこ)などの武具を持ち、2人または4人で舞います。戦いにおける陣をかたどったものといわれ、陣形を変えながら舞う迫力のある勇壮な舞です。演目ごとに、別装束(べつしょうぞく)と呼ばれる固有の装束が用意されます。


走舞

『還城楽(げんじょうらく)』
蛇を食べる地域の人が、蛇を見つけて喜ぶ様子を描いた舞といわれる

走物(はしりもの)とも呼ばれ、舞台上を活発に動きまわる、1人または2人による舞です。細長い布の中央の穴に頭を通す、裲襠(りょうとう)という装束を用い、特有の面を着けます。袖や裾を絞った、動きやすい姿です。音楽は平舞よりも速めで、多くが旋律に特徴のある曲です。由来に伝説をもつものが多く、どの舞も物語をうかがわせる内容となっています。


童舞

『胡蝶(こちょう)』
背中に蝶の羽を着けた子供たちが、
飛び跳ねながら舞う

童舞は子供によって舞われるものです。装束は、子供用に大人の装束を小さく仕立てたもので、面は用いず、原則は顔を白塗りに化粧します。


【代表的な演目】

平舞 『万歳楽(まんざいらく)』『賀殿(かてん)』『喜春楽(きしゅんらく)』『北庭楽(ほくていらく)』『延喜楽(えんぎらく)』(右舞)・『仁和楽(にんならく)』『白浜(ほうひん)』『登天楽(とうてんらく)』 
武舞 『太平楽(たいへいらく)』『陪臚(ばいろ)』
走舞 『蘭陵王(らんりょうおう)』『蘇莫者(そまくしゃ)』『納曽利(なそり)』『貴徳(きとく)』『抜頭(ばとう)』『還城楽(げんじょうらく)』
童舞 『迦陵頻(かりょうびん)』『胡蝶(こちょう)』

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