雅楽 GAGAKU

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時のひろがり

新しい響きを求める

現在は使われていない雅楽の楽器を復元することで、当時の響きを再現しようとする試みが行われています。正倉院には多数の古楽器が残されており、これらのいくつかは演奏可能な状態で復元されています。

古代楽器の復元への取り組み

音楽の復元とともに、楽器の復元も大切な取り組みです。法隆寺などの古い寺社に収蔵されている古楽器の遺品や、雅楽の源流とされるアジア各地で今も使われている民族楽器、あるいは考古学の出土品などをもとにして、往時の楽器の復元の取り組みが行われてきました。

なかでも、奈良の正倉院には、23種100余点に及ぶ8世紀頃の楽器群が収められ、世界にも類のない貴重な音楽史の遺産といえます。すべてが演奏に使われていたとは限りませんが、現在では見られない楽器も多いことから、奈良時代の雅楽は、より多彩な響きであったことが想像されます。

正倉院の楽器の復元

正倉院に残る楽器のなかのいくつかは、材質や製法、奏法などの研究・実験を積み重ねながら、精巧な復元楽器が作られ、実際の演奏会で披露されています。

たとえばこれまでに、棹の先がまっすぐな五絃琵琶[日本で一般に使われたのは棹の曲がった四絃琵琶]、西洋のハープに似た箜篌(くご)、長方形の鉄板を吊り下げたものを打ち鳴らす方響(ほうきょう)、長さの異なる竹の筒を並べた形の吹奏楽器・排簫(はいしょう)などが復元されました。

これらは、やはり古楽譜から復元した楽曲や、その楽器のために新たに作られた楽曲などにより、新しい息吹を与えられているのです。

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