雅楽 GAGAKU

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時のひろがり

解釈による温故知新

古い時代に演奏され、現代ではその伝承が途絶えてしまった雅楽の曲もたくさんあります。それらの楽曲を蘇らせようとする取り組みが行われており、実際に演奏もされています。

廃絶曲の復曲への取り組み

現在の雅楽の楽曲は、永い時間のなかで、何度も見直しや再編を受けながら伝えられてきたものです。一方で、大きな戦乱で楽譜が失われたり、明治時代の雅楽局による選定から外されたり、時流の変化で廃れたりして、途絶えてしまった曲や奏法もたくさんあります。

近年になって、これら廃絶した楽曲を蘇らせようとする取り組みが行われてきました。内外の古楽譜や故実、図版、楽器の遺物などをよりどころに、古い楽曲を復元しようとする試みです。

古い楽譜からの復曲

取り組みの例としては、国内外の古楽譜の研究・復曲があげられます。国立劇場の雅楽公演においては、平安時代に編まれた『新撰楽譜(しんせんがくふ)』をもとに宮内庁楽師だった芝祐靖(しばすけやす)が復曲した『盤渉参軍(ばんしきさんぐん)』『曹娘褌脱(そうろうこだつ)』『鳥歌萬歳楽(ちょうかまんざいらく)』などが演奏されています。また中国の敦煌で発見された、唐代末期頃のものとされる琵琶譜「敦煌琵琶譜」の解読と復曲も、同じく芝祐靖らによって行われました。古楽譜の解読は、限られた資料を駆使して、当時の楽器の構造や演奏慣習などの要素も考慮しながら手探りで行われる、きわめて困難な作業です。たくさんの困難を乗り越えながら再現された演奏は、いにしえの人々の豊かな感性を、現代に蘇らせています。

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