文楽編 仮名手本忠臣蔵 Kanadehon Chushingura

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九段目 雪転しの段(ゆきこかしのだん)

祇園の茶屋で遊びふける大星由良助ですが、胸の内では、仇討ちの決意は固まっていました。酩酊しての朝帰り、由良助は、息子・力弥にふとその心の一端を示します


祇園から朝帰りの大星由良助(おおぼしゆらのすけ)は、幇間(ほうかん:太鼓持ち)や仲居に大きな雪玉をころがさせながら、京・山科の住居へ戻ってきました。

出迎えた妻・お石(おいし)にじゃれつく様子は、かなりの酔い方と見えましたが、茶屋の者達が立ち去ると、由良助の態度は一変します。

由良助は、息子・力弥(りきや)にむかい、遊興にことよせ丸めた雪玉の解釈を求めます。敵討ちの準備も整いつつある今、力弥(りきや)は、雪は軽く舞い散るが、丸く固まると岩をも砕く、敵討ちに対して皆が団結しているこの機を逃すと、皆の志は雪と同様溶けてしまうのではないかと心配を口にします。由良助は、互いに日陰の身の上、雪は日陰に置けば、容易に溶けることはないから焦る必要はないと諭しました。

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