文楽編 仮名手本忠臣蔵 Kanadehon Chushingura

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二段目  桃井館力弥上使の段(もものいやかたりきやじょうしのだん)

鶴が岡八幡宮で高師直と口論になった桃井若狭助の屋敷に、塩谷判官の使者が訪れます。使者は大星由良助の息子・力弥。桃井家家老・加古川本蔵の娘・小浪が迎え、許婚である力弥の美しい姿に見とれます

桃井若狭助(もものいわかさのすけ)の館では、昨日の鶴が岡での高師直(こうのもろのう)と若狭助との不穏な事件が、使用人達の間でも話題になっています。家老・加古川本蔵(かこがわほんぞう)も、主人と師直の対立の噂に不安を感じています。そこへ塩谷判官(えんやはんがん)からの口上(こうじょう)を携えた、塩谷家国家老・大星由良助(おおぼしゆらのすけ)の息子・力弥(りきや)の来訪が告げられます。

本蔵の娘・小浪(こなみ)と力弥は許婚の間柄です。小浪の母・戸無瀬(となせ)は病を装い、娘に自分の代理として力弥を出迎え、用向きを聞くよう命じました。恋心を汲むはからいです。力弥は、高師直から申し渡された、明日未明の登城命令を、使者の礼儀をくずさず小浪に伝えます。小浪は、力弥のあざやかに際立った美男ぶりに見とれるばかり、返答もままなりません。若狭助は、確かに口上を聞き届けたと返答し、力弥は淡々とした態度で帰っていきました。

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